雄踏図書館での特別展「繊維の街・浜松〜遠州織物ができるまで〜」を中日新聞さんに取材していただきました。
“遠州織物” と聞くと、伝統工芸品と勘違いされがちですが、今もアパレル向け(洋服)生地として国内外の高級ブランドに多く使われている『産業』の一つです。日常生活において、織物は洋服に限らず、多くの場面で使われています。
ですが、織物が糸からできていることを想像することは難しい。。それは、織物がどうやって作られているのか、学校でも社会に出ても学ぶことがほとんどないからだと思います。
遠州織物は、江戸時代の綿花栽培からはじまり、現代でも、浜松市を代表する産業の一つ。
そして、織物の製造から、自動車、オートバイへと発展し、“ものづくりの街・浜松”と言われるようになりました。そう、ものづくりの原点が、織物にあります。
この展示を通して、お子様から大人の方まで、織物の魅力を五感で感じていただけたら嬉しいです。7/21からはじまったこの特別展。夏休みの期間中、小学生をはじめ、多くの方々にご来場いただきました。配布中のリーフレットも追加追加で持ち込み、反響の大きさが伺えました。